先輩に勉強しろって言われるけど方法がわからない…。
こんな風に自己学習に困っている若手の看護師さん、たくさんいるのではないでしょうか?
先輩看護師から知識不足を指摘されて辛い思いをすることも多いでしょう。
ただでさえ仕事で疲れちゃうのに、勉強も求められて大変ですよね…。
その悩み、解決しましょう!
勤務前後にポイントを絞って15分ずつ勉強するだけでOK!
こうやって僕は新人に伝えています。
たった15分ずつ!?と思いますが、ポイント絞れば充分です!
自己学習をすれば、先輩看護師からの評価も一気に変わりますよ!
僕は8年間、救急関連の病棟をメインに看護師をしております。
ここ数年は新人看護師育成に関わっています。
先輩看護師:新人の勉強が足りない!
若手看護師:どうやって勉強したらいいかわからない…
こんな両者の間に挟まれているので、どちらの気持ちもよくわかります。
本記事では2つのポイントを押さえた短時間の勉強方法を伝授します!
新人看護師が自己学習できる簡単な方法
僕も若手の頃、毎日のように指導を受け、勉強をするように言われました。
でも、勉強って言っても何をしたらいいかわからないですよね…。
なんとなく参考書を買って、開いてみたものの、なんだかさっぱり・・・って感じで。
しかも、勤務で疲れてるからこそ尚更です。
でも安心を!!
勤務の前後で15分ずつ勉強すれば
自分の知識も先輩からの印象も変わります
実践してみましょう。
新人看護師が勤務前に15分間で確認するべきこと
- 担当患者の疾患
- 観察するべき症状
- 投与されている薬
を調べてください。
担当する1日で最低限観察するべきポイントをここで整理しておきましょう。
細かいことまで調べる必要はありません。
大きな枠組みだけ整理しましょう。
新人看護師が勤務後に15分間で確認するべきこと
担当した患者の
- 観察できた症状
- 観察できなかった症状
を振り返りましょう。
特に患者に「●●が起こったら異常」という風に、異常を早期発見できる知識を1つずつ学ぶことができたら良いでしょう。
勤務前後15分ずつ自己学習ができたら100点満点!継続していけば日に日に大切な知識が身に付いていくよ!
そして、勤務前後で勉強したことは申し送りにとても活かせること!ぜひ活用してみましょう!
⇒【新人看護師】申し送りが2分で終わるコツ伝授!ひな型公開します!
参考書は何を使うべきか?
たくさんの種類の参考書を持っている方もいらっしゃいますが、
1つの分野に関する参考書は1冊あれば十分です。
たくさんの参考書が並んでいるとモチベーション落ちますよね…。
1冊の本を何回も読み込むのをオススメします。
カラーで、イラストや写真がたくさん挿入されている本はとても読みやすいと思います。
おすすめの参考書はこちら
1日15分ずつ、計30分間を勤務のたびに読むだけで自然と知識はついてきます。
同じ患者さんを連日担当すれば、毎日同じページを開きましょう。
- 継続
- 反復
それが最も大切です。
内服薬や点滴薬に関しては今はスマホですぐ調べられるので活用しましょう。
まとめ
先輩看護師が見ているポイントは
「患者さんとの向き合い方」です。
知識が少ないのも当たり前で分かっているし、僕ら自身も知らないことたくさんあります。
それを調べる努力ができるのか?わからない事をそのままにしないで、患者さんの大切な命と向き合うことができるのか?それが大切なことだと思っています。
僕たち看護師の大切な役割として
「異常の早期発見」があります。
看護師には治療をする力はない。
でも一番患者さんの傍にいることができる医療従事者として、「異常の早期発見」をする力や知識があるというのは凄く強みになると思います。ですので、その目線を養ってほしいと思っている先輩が多いと思います。
例えば、自分のおばあちゃんに知らない薬を飲ませたりしないですよね?
「この薬何?」って聞かれて「よくわからないけど、飲んで!」
こんなこと言えないですよね?それを全ての患者さんに当たり前のように実践できるようになってもらいたいです!
これらのことから、上記2つのポイントに絞った勉強方法をオススメしています。
勉強って聞くと何時間も机に向かって…というものを想像しますが、実はポイントを押さえれば短時間で有意義な勉強ができるんです。
一度スタイルを確立してしまえば後は継続。
毎日合計30分の積み重ねが
患者さんの信頼、先輩の信頼
自分の自信に
間違いなくつながってくると思います
知識が付けばつくほど、患者さんと向き合うのも楽しくなってくると思うし、他職種とのコミュニケーションもどんどん円滑になってくると思います。
僕自身もこの勉強方法を3年間は続けました。1冊の本をボロボロになるまで読みました。
それが自信につながっています。
看護ってすごく楽しいです
でも、知識がないとすごく怖いです
この記事を読んでくれた皆さんが自分の勉強スタイルを築き上げて良い看護師さんになってくれることを祈っています!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Twitterでも看護師の為になる情報を発信しているのでフォローをしてもらえると嬉しいです!
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