新型コロナワクチンが不安な方や打ちたくない方への参考記事

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コロナワクチンなんて打ちたくないぞ!

こんな風に思っている方に向けた記事です。

その気持ちわかります!漠然とした不安がありますよね。
1つずつその不安、解消していきましょう!

日本はようやく一般の方のワクチン接種が始まりました。

海外のワクチン接種が進んでいる国では、日常生活で外出時もマスクを外すことができるようになってきているところもあります。

日本では残念ながら一定数でありますが、ワクチンに対して否定的な意見を持っている方がいるようです。

理由は様々あると思いますが、本記事では皆さんのワクチンに対する不安にフォーカスを当てて1つずつ不安を解消していきたいと思います。

そして、皆さんがワクチン接種に対して前向きになってもらえると、看護師の僕としては大変嬉しいです。

僕は既にワクチン接種済みです。小さな副作用も経験しています。

そんな経験も共有しながら解説していきたいと思います。

それでは、よろしくお願いします!

目次

なぜ、ワクチンを打ちたくないのですか?

もし、僕が打ちたくない派の人間だったら、

  • 有効性が定かでない
  • 副作用が怖い(メディアでの情報)
  • 新しい薬を体に入れるのが怖い
  • 薬自体が嫌い(自然に免疫をつける等)

このように考えるかなと予想してみました。

①~③に関しては、否定派というよりかは「様子を見たい」って考え方。

④に関しては完全に否定です。

テレビや雑誌でワクチンによる副作用の記事が大々的に報道されます。

その中には、因果関係がない可能性の方が高いのにもかかわらず、ワクチンの副作用と断定するかの如く報道するものがほとんどです。

自分が打ちたくない派の人間だとしたら、正しい情報を知りたいと思います。

ですので、そのあたりについて解説をします。

新型コロナウイルスワクチンの有効性

今、日本で一番普及しているワクチンは

ファイザー社のコミナティⓇです

コミナティⓇの有効性は95%です。

この95%という数字、どう捉えていますか?

100人中5人は感染する可能性があるという認識でしょうか?

おそらく、このように認識している方が多いのではないかと思います。

ワクチンの有効性とは

「ワクチンを打たなかったときに発病した人数が、ワクチンを打ったら何%減ったか」という割合を示しています。

図で示すとわかりやすいでしょうか?

これがコミナティⓇは95%なのです。

インフルエンザワクチンが大体50-60%です。

新型コロナウイルスワクチンは新しいワクチンなのにも関わらず

とても有効性の高いワクチン

なのです。

海外のとある国では、国民の80%以上が接種を終えており、外出時のマスク着用もしなくてよくなったところも出てきています。

新型コロナウイルスワクチンの副作用は?

僕は看護師なので周りには1000人規模でワクチンの接種を受けている方がいます。

1回目のワクチン接種は

接種部位の痛み

2回目のワクチン接種は

発熱+接種部位の痛み

この副作用がほとんどです。

数人、アレルギー反応があり蕁麻疹が出た方がいました。

このような反応はワクチンだけに限らず、どのような薬でも起こりうる可能性があることなので、強く不安に思う必要はありません。

メディアでは「ワクチン接種後の脳卒中」など副作用について取り上げられることがあります。

脳卒中や心筋梗塞はバックグラウンドに生活習慣病や検査していないから見つかっていない血管疾患が原因であることがほとんどです。

実際にコミナティⓇの治験においても4万人を対象にしていますが、その中での脳卒中や心筋梗塞の発症は

実薬投与群:2名 

プラセボ薬投与群:4名

となっています。

ワクチンとこれまで報道で副作用とされている病気に因果関係は認められないのです。

「ワクチンを打ったから発症した」のではなく

「発症リスクのある人がたまたまワクチンを打った後に発症しただけ」

これが事実です。

「初めてキャビアを食べた翌日に脳卒中を起こした」

という情報を聞いて「キャビアを食べたから脳卒中になった」と言っている人がいたら疑問を覚えませんか?それと同じことです。

メディアではワクチンに関する誤った情報をあたかも正しいかのように報道していることが多く見受けられます。

確かに、できたばかりの新しい薬です。

しかし

正しいステップを踏み

正しい治験を経て

そのデータを基に承認されている安全な薬

コロナワクチンだけが基準が甘いなど優遇されているわけがありません。

新型コロナウイルスが猛威を振るっているからこそ、シビアに検証しています。

誤った知識だけを信用して「ワクチンは怖い」と結論付けないで下さい!!

⇒コロナウイルスワクチン接種後1日経過 気になる副作用は?
⇒コロナウイルスワクチン2回目!気になる副作用は?

薬自体を嫌う方へ

  • 自然は食品を取り入れる
  • サプリメント
  • 健康のための活動

などで免疫を高める活動をする方もたくさんいると思います。

確かに様々な活動をされていて、健康増進の一助を担ってくれていると思います。

実際に活動をして、健康になった方や内服治療で改善しなかったものが改善したりという症例もあると思います。

「薬に頼らず生活する」ということはとても素晴らしいですし、そのような方々はたくさんの知識を持っていらっしゃると思います。

ですが!新型コロナウイルスだけは別枠で考えてもらいたいです。

その理由は

  1. 免疫はあまり関係ないから
  2. 現時点の特効薬が存在しないから
  3. 重症化のリスクがあるから
  4. 後遺症がはっきりしていないから

治療方法や後遺症など、多くのことが解明されている病気であれば健康増進活動だけで乗り切れるかもしれません。

ですが、新型コロナウイルスだけは違います。

万が一感染してしまったら…と考えるとリスクがたくさんあります。

同じような感染経路のインフルエンザとは訳が違います。

インフルエンザの予防接種が任意で有料であるのは、感染してしまったとしても特効薬があるからです。

新型コロナウイルスワクチンの接種を推奨して無料である理由がわかりますよね?

インフルエンザレベルまで病気のことがわかってくれば、任意で無料になるでしょう。

その日が来るまで、様々な活動をされている皆さんも、現在の活動を続けつつも、ワクチン接種を考慮してみてください。

まとめ

今のフェーズとして大切なのは、

皆さんが抗体を持つこと

集団免疫をつけること

のみです。今の皆さんの選択が日本の未来を変えると思っています。

今回の記事を執筆するにあたって僕は打ちたくない派の意見を考えてみました。

  1. 新しい薬が怖い・不安
  2. 薬が嫌い

多分、この2極化だろうなと思っています。

でも安心してほしいです。

既に軽い副作用以外に何も起こらず、ある程度の安心感を持って仕事をしている医療従事者がたくさんいます。

僕も接種してから現場で働く不安がかなり減りました!

そして、世界でもマスクを外すことができている国が出てきています。

本当に危険な副作用があるのであれば接種は止められるでしょう。

そして、毎日のようにニュースで取り上げられるはずです。

現状どうですか?メディアが「疑わしい」と思った記事の他、報道されてないはずです。

皆さんには正しい情報のみ取り入れる力を付けてほしいと思います。

ワクチンを打って発熱するのは

体内で抗体を作ろうと順応する過程

痛いのは

接種部位の一時的な炎症反応

どちらも内服で我慢できるレベルです。

人間というのは思考や判断の歪みを持っている生物です。

得よりも損を重視してしまうのです。

プロスペクト理論と言います。

そして日本人は選択肢がなく「どちらでも良い」と言われた時には敢えて行動をしない現状維持バイアスというものを強く持っているそうです。

だからこそ、今回のワクチン接種に関しても

  • 副作用のリスク
  • 推奨であり強制ではない

ことから「接種をしない/したくない」という判断をしてしまう人が多くいるはず。

そういう

思考や判断の歪みがあると理解した上で

もう一度正しい知識を持って冷静な判断を

してみてください。

今の皆さんの選択が、日本の未来・世界の未来を必ず変えると信じましょう。

~打つと決めた方へ~

記事内で説明したとおりの副反応がほぼ出ると思ってください。

1回目は接種部位の強めの痛み

2回目は発熱と接種部位の軽度の痛み

カロナール、ロキソニンが対処療法として第一選択になっています。

薬局やインターネットでも品薄になってきているので、早めに準備しておきましょう。

~打たないと決めた方へ~

自分の体のことなので、それもありです。

その選択も間違えではありません。

ですが、万が一感染した時のリスクは高い。ですので、感染予防を引き続きよろしくお願いします。

特に夏の時期はマスクで熱中症になる方も多いので、冷感タイプの不織布マスクがおすすめですよ!

そして、人と会う仕事をしている方は定期的にPCR検査をしてみましょう。病院で受けるのもリスクです。今なら自宅でも精度の高い結果をもらうことができるので、ぜひ使ってみてください!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました

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この記事を書いた人

看護師の『スキルアップ』と『QOL向上』を目指して発信しています。
資格:看護師/保健師/第1種衛生管理者
大学病院で8年間勤務。専門は脳神経外科・救急・災害看護・プレホスピタル医療。急変対応に関するインストラクター資格保有。
現在は会社の後継者として産業看護師をしながら経営の勉強中です。

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